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一眼レフで滝を撮る。シャッタースピードの設定がポイント

この記事は約 8 分で読めます。

美しい滝を見ると、写真に撮ってみたくなりませんか。

でも、複雑な水の流れや、堂々たる雰囲気をまとう滝の写真を、上手く撮れるのかなと、不安になりますよね。

この記事では、滝の撮影が初めての人でも分かりやすいように、カメラ設定や撮り方を説明しています。

日光にある華厳の滝のような壮大な滝はもちろん、公園にある人工的に作られた小さな滝でもよし。

どんな滝でも撮り方しだいで、その魅力を写真におさめることができます。

 

滝の写し方には、シャッタースピードを低速にする・高速にするという、2つの方法があります。

シャッタースピードの違いで、写真におさまる滝の表現にも、大きな違い出てきますよ。

自分が撮りたいイメージに合わせ、シャッタースピードを変えながら、滝の美しさを写真に残しましょう。

 

 

 

●滝を低速シャッターで撮影する

滝の水が流れている様子を、白い糸のように表現したい場合は、低速シャッター(スローシャッター)を使用します。

 

【必要なカメラ機材】

・広角レンズ
(フルサイズ 35mm/APS-C 24mm/マイクロフォーサーズ 17mm 以下)

・三脚(シャッタースピードが遅いため必須)

・レリーズ

・NDフィルター(64番)
シャッタースピードを1秒より遅くするなら必要
レンズに装着する黒いフィルターで、レンズに入ってくる光量を減らす効果がある

 

【カメラ設定】

・モード……S または Tv(シャッタースピード優先)

・シャッタースピード……1/6 ~ 8秒(速い ~ 遅い)

・F値……8.0 以上(大きい数値)

・露出……0

・ホワイトバランス……オート(または 天候に合わせる)

・ISO感度……100 または 200

・三脚を使用するので、手ブレ補正機能はオフにする

 

【撮り方】

1. カメラに三脚・レリーズを取りつける(必要ならレンズにNDフィルターも)

2. 構図を決める

3. レリーズを半押ししてピントを合わせ、押し込んでシャッターを切る

設定したシャッタースピードの秒数だけ、シャッターが開いているので、三脚を絶対に動かさないこと。

 

 

F値(絞り値)を大きめに設定する(絞る)のは、カメラが光を取り込みすぎないようにするためです。

低速シャッターでは、シャッターが開いている時間が長くなります。

F値が小さいと取り込む光量が多くなり、露出オーバーになりがちです。

 

シャッタースピードが1秒以上になるなら、NDフィルターを使用しましょう。

NDフィルターがないと露出オーバーで、全体的に白い写真になってしまいます。

NDフィルターを使うことにより、シャッタースピードが長くなっても滝の写真を美しく撮ることができます。

 

 

※低速シャッターの速度について

低速シャッターといっても、秒数の幅は広いです。

滝の流れが多くて速ければ、1秒未満のシャッタースピードでも、糸のような流れを表現することができます。

逆にあまり水流が多くない場合、1秒以上のシャッタースピードにしないと、糸のようには写らない場合もあります。

写真のできあがりの好みで、秒数を調整するのもおすすめです。

 

・糸が一本一本見えるような表現なら短め(1/6 ~ 1秒)

・白い布のようななめらかな表現なら長め(2秒~8秒)

 

同じ滝をいろいろなシャッタースピードで撮りながら、自分好みの表現をみつけてくださいね。

 

 

※滝の撮影でピントを合わせる位置について

滝を低速シャッターで撮影する場合、ピント合わせは、流れ落ちる水と同じ位置にある岩がおすすめ。

止まっているものにピントを合わせると、水の動きだけが強調されて、印象の強い写真になります。

 

 

 

●滝を高速シャッターで撮影する

滝から流れ落ちたり、岩肌に当たってはじけるような水滴を表現するには、高速シャッターを使用します。

シャッタースピードを速くすることで、水滴が止まった写真になります。

滝から流れ落ちる水の一瞬を、ピタリと止めることで、躍動感が表現できますよ。

 

【カメラ設定】

・モード……S または Tv(シャッタースピード優先)

・シャッタースピード……1/5000 ~ 1/6400

・F値……最小(開放)

・露出……0

・ホワイトバランス……オート(または 天候に合わせる)

・ISO感度……1250前後

・連写モード(高速)

 

高速連写モードで滝を撮影することで、予測できない流れ落ちる水滴の動きを、さまざまに記録できます。

シャッタースピードを速くすることで、カメラは光を取り込みにくくなりますね。

そのためF値(絞り値)は最小にして、なるべく光を取り込みやすくします。

曇りや日陰など、天候や場所によっては、ISO感度の数値を上げて手ブレも防ぎましょう。

また、縦構図で撮影をする場合は、とくにカメラを構える体勢に気をつけて、滝に対して、水平や垂直がずれないように注意します。

 

 

 

●滝の撮影まとめ

初めて滝の撮影をするときは、「私でも上手く撮れるのかな?」という、不安を感じていました。

撮り方は事前に調べていましたが、低速シャッターを使うのは初めて。

それでも、三脚・レリーズ・NDフィルターを使って、滝の流れを白糸のように撮れたときは、とても感動したことを覚えています。

個人的には、滝の撮影なら、高速シャッターよりも低速シャッターの表現が好みです。

特に好きなのは、シャッタースピードは4秒以上にして、水流を光り輝く白い布地のように写すこと。

 

一度コツをつかむと、滝をどんな表現にしたいかで、シャッタースピードを設定できるようになります。

この記事で撮り方を一通りおさえたら、近所の公園の小さな水の流れでもいいので、実際に撮りに行ってみましょう。

失敗を恐れず、何度も撮っているうちに、すぐにコツがつかめるようになりますよ。

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~わらうかめらぶ~ ミラーレス初心者向け撮影の基本から応用まで