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一眼レフのマクロレンズの使い方を知る。撮影の基本と注意点

この記事は約 8 分で読めます。

一眼レフカメラで色々なものを撮影しているうちに、花や小物を撮ることが楽しくなることもありますね。

気に入った被写体をたくさん撮影しているうちに、たまには変わった写真を撮ってみたくなることも。

たとえば、花についた水滴をクローズアップした写真や、ミツバチなどの昆虫をアップで写したり。

犬や猫の鼻先の質感までをも、しっかりと写したり。

可愛らしい小物を、ボケ感大きく、雰囲気良く写してみたり。

 

そんな時は、マクロレンズを使ってみることを、おすすめします。

この記事では、マクロレンズの特長や注意点、使い方を中心に説明します。

 

 

 

●マクロレンズってどんなもの

・一般的なレンズより、撮影倍率が高く設定されたレンズ

・最大撮影倍率は、1/2倍~等倍※

・被写体に近づいて撮影できるため、接写レンズと呼ばれる

・マクロレンズは、ほとんどが単焦点レンズ

・標準マクロレンズ……50ミリ前後/望遠マクロレンズ……100ミリ以上

 

標準レンズよりも、被写体に思い切り近寄った写真を撮りたい時に、マクロレンズはおすすめです。

どんなカメラでも、被写体に近寄るだけならできますが、レンズによってピントが合う最短撮影距離(カメラ本体から被写体までの距離)が設定されています。

設定された最短撮影距離よりも被写体に近寄ってしまうと、ピントを合わせることができません。

被写体を大きくアップで撮ろうとして、近寄ったらピントが合わない、という経験が多いなら、マクロレンズを検討してみてください。

 

※最大撮影倍率が「等倍」の意味

撮像素子(カメラ内の光を感知するセンサー)に、被写体が原寸で写る状態のこと。

1センチの被写体なら、撮像素子にも1センチで記録できます。

マクロレンズではないレンズの最大撮影倍率は、0.2倍前後となります。

 

 

 

●マクロレンズの特徴を知りたい

マクロレンズには大きな特徴が3つあります。

 

1. 被写体に近づける

・小さな被写体も大きく撮影できる

・被写体を拡大することで、周りの状況を気にしなくてよくなる

 

花や昆虫、小物撮影では定番のレンズです。

また、撮りたい被写体をアップで撮ることから、撮影場所の周囲の状況や背景を気にしなくてもよいです。

 

 

2. 被写界深度がとても浅い(=ピントの合う範囲がとても狭い)

被写体に近づくほど、被写界深度が浅くなるため、写したい部分だけが強調されます。

ボケもとてもキレイに表現できるため、柔らかい印象の写真が撮れます。

 

 

3. 肉眼では見えないほど小さいものも写せる

被写体をクローズアップできるため、小さくて目で見えづらいものも、大きく撮影することができます。

 

 

※マクロレンズは接写にしか使えない?

マクロレンズは近くにある被写体を、より大きく撮影することができるので、接写にしか使えないと思われがちです。

しかし実際のところ、マクロレンズは、単焦点レンズと同じように使うことも可能です。

無限遠からピントが合うので、通常のレンズと同じように使えます。

たとえば、焦点距離50ミリのマクロレンズなら、50ミリの単焦点レンズと同じように使用できます。

 

 

 

●マクロレンズを初めて購入するなら

・フルサイズ……100ミリ

・APS-C……60~80ミリ

・マイクロフォーサーズ……60ミリ

 

焦点距離の大きい望遠マクロレンズがおすすめです。

マクロ撮影は非常に手ブレしやすいため、レンズかカメラ本体に手ぶれ補正機能がついているといいですね。

 

 

 

●一眼レフのマクロレンズの使い方は?

1. マクロレンズを使いこなすには三脚を使用する

一眼レフのマクロレンズを使うなら、三脚は必須です。

被写体が拡大されるということは、カメラがほんの少し動いただけでも、写真はブレてしまいます。

三脚を使用することで、カメラブレを防止しましょう。

もし手持ち撮影をするなら、カメラ本体やレンズの手ぶれ補正機能を活用してください。

 

 

2. シャッタースピードを速くする

1/1000秒以上のシャッタースピードだと手ブレの心配は少なくなります。

シャッタースピードを速くすることにより、環境によっては、写真が暗くなりすぎることもあります。

 

 

3. ISO感度を高くする

速いシャッタースピードを確保するため、明るい場所でも、ISO感度を800~1600に設定します。

ただし、ISO感度を上げすぎると画質が劣化するため、シャッタースピードとのバランスを考えます。

 

 

4. 動きのある被写体はブレるので注意

・被写体が止まる(屋外の植物写真なら風がやむ)のを待つことが大事

・被写体が停止したように見えるシャッタースピードを設定する

・カメラに対して前後に動く被写体は、ブレだけではなくピントが合わなくなる

 

 

5. ピントを確実に合わせる

・マニュアルフォーカスがおすすめ(オートフォーカスではピント合わせが難しい)

・マクロレンズの最短撮影距離付近では、カメラ自体を前後させると、ピントが合わせやすい

・ボケを優先するなら、絞り値(F値)を小さい開放側で撮影する

 

絞り値を小さくすることで、センサーに光がたくさん入り、シャッタースピードを速くすることも可能です。

 

 

6. 撮影時の明るさを確保する

マクロレンズのように撮影倍率が高くなるほど、被写体が暗く写ります。

対策としては、明るい屋外で撮影する、レフ板・フラッシュ・ライトなどを活用してください。

 

 

 

●マクロレンズについてまとめ

マクロレンズの面白さや、使い道・使い方を説明してきました。

マクロレンズは奥が深く、接写で「写したいもの」を明確にできたり、単焦点レンズと同じように景色を撮ることもできます。

ただし、被写体を大きく撮影できる繊細なレンズなため、ピンボケや手ブレなどの失敗をしやすいレンズでもあります。

望遠レンズで近くの被写体をより大きく写す場合とも似ていますが、望遠レンズ以上にピント合わせや、手ブレには気をつけましょう。

 

マクロレンズは、撮影者の技術が大事になってきます。

基本のマクロレンズの使い方や注意点を押さえたら、数多くの写真を撮って、マクロ写真を上達させましょう。

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~わらうかめらぶ~ ミラーレス初心者向け撮影の基本から応用まで