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一眼レフで背景をぼかしたい。前ボケや玉ボケもマスターする

この記事は約 8 分で読めます。

「ボケ」を上手く写真で表現したいため、一眼レフやミラーレスカメラを手に入れたという人も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、その一人です。

スマホカメラも性能はよくなっていますが、ボケ具合を思い通りにコントロールするのはまだ難しいです。

日本でいう「ボケ」という言葉は、海外でも「Bokeh」と呼ばれ、もはや全世界共通語になってきました。

一眼レフで背景をぼかす方法と、写真の手前をぼかす「前ボケ」、ボケを丸く表現する「玉ボケ(丸ボケ)」を説明します。

ぼかしのバリエーションを身につけて、ボケのキレイな写真を撮れるようになりましょう。

 

 

 

●一眼レフで背景をぼかしたいなら

※ボケを表現するための要素は3つ

1. F値

→小さいほど(絞りを開放にするほど)ボケやすい

2. 焦点距離

→望遠になるほどボケやすい

3. 主題とボケさせるものの距離

→主題とボケさせるものが離れているほどボケる

 

 

【簡単にボケが表現できるカメラ設定 その1】

レンズ:標準(単焦点)レンズ

レンズ焦点距離の目安:フルサイズ 50mm/APS-C 35mm/マイクロフォーサーズ 25mm 前後

モード:A または Av(絞り)優先

F値:最小(開放)

露出補正:なし ~ +1.0

ISO感度:200

ホワイトバランス:オート

 

単焦点レンズは明るい(開放F値の小さい)レンズが多く、キレイな背景ボケが出ます。

 

 

【簡単にボケが表現できるカメラ設定 その2】

レンズ:望遠ズームレンズ

レンズ焦点距離の目安:フルサイズ 200mm/APS-C 130mm/マイクロフォーサーズ 100mm 以上

モード:A または Av(絞り)優先

F値:最小(開放)

露出補正:なし ~ +1.0

ISO感度:200

ホワイトバランス:オート

 

望遠レンズ+F値最小で撮影すると、背景ボケが簡単に表現できます。

主題にしっかりとピントを合わせることで、背景がよくボケますよ。

主題とボケさせようと思う背景が離れているほど、ボケがキレイに出るので、カメラを構える位置を工夫してみましょう。

 

 

※人物を撮影するときに背景をボカすなら

基本的なカメラ設定は、上記で説明したとおりにします。

そのうえで、以下の項目を意識してください。

人物の顔が明るく写り、髪の毛に光が当たってふんわりするので、人物を魅力的に撮影することができます。

・逆光

・露出補正は、人物の顔が明るく写るようにプラス(+1.0以上)

 

 

※イルミネーション撮影で背景をぼかしたいなら

レンズ:標準 または 望遠レンズ(F値の小さい明るいレンズ)

モード:A または Av(絞り)優先

F値:最小(開放)

露出補正:なし ~ -1.0

ISO感度:三脚使用 200/手持ち 1600以上

ホワイトバランス:オート

 

夜間の撮影なので、開放F値の小さい明るいレンズがおすすめです。

ISO感度を上げることで、手持ち撮影も可能。

露出補正をマイナスにする理由は、夜景なので、暗い部分を見た目と同じように暗く(黒く)表現するためです。

ホワイトバランスは、好みで設定しましょう。

LEDライトで涼し気で幻想的な雰囲気を出したい場合は蛍光灯、暖かみを出したいなら日陰にしてみてください。

 

 

 

●一眼レフで前ボケをするには

レンズ:標準 または 望遠レンズ(F値の小さい明るいレンズ)

モード:A または Av(絞り)優先

F値:最小(開放)

露出補正:なし ~ +1.0

ISO感度:200

ホワイトバランス:オート

 

前ボケを作るには、被写体の位置が重要です。

主題(=ハッキリと写したいもの)の前に、前ボケしたいものを、レンズに当たるくらい近づけます。

そこで主題にピントを合わせると、ふんわりとした前ボケが表現できます。

 

前ボケとなる被写体は、キレイな色のものを選ぶようにしましょう。

また、線が細いものを前ボケさせて、隙間から奥の主題を狙うと、写真が幻想的な印象になるのでおすすめです。

 

 

※マクロレンズでボケを繊細に表現する

マクロレンズは、被写体に大胆に近寄って撮影できます。

ピントの合ったところ以外は、すべて大きくボケるので、たとえば花の「しべ」だけを狙うといった写真を撮れるんですね。

ただし、被写界深度が非常に浅い(=ピントの合う範囲が非常に狭い)ため、三脚やレリーズが必須。

マクロレンズについては、別記事で詳しく解説します。

 

 

 

●一眼レフで玉ボケ(丸ボケ)をするには

一眼レフの「ボケ」は、すべて玉ボケが元になっています。

ハッキリと丸く写らなかった玉ボケが連続して集まり一体化したのが、いわゆる背景ボケや前ボケになるんですね。

玉ボケを作るには、以下の「光」の条件のうち、いずれかが必要です。

 

・木漏れ日

・日光が反射する葉っぱ

・日光が反射した水面

・イルミネーション

 

強めのキラキラとひかる光がないと、玉ボケは作れません。

こうした強い光を背景にして撮影することで、写真に玉ボケを写すことができますよ。

 

レンズ:標準 または 望遠レンズ

モード:A または Av(絞り)優先

F値:最小(開放)

露出補正:なし ~ +1.0(夜景ならマイナス)

ISO感度:200(夜景で手持ちなら1600以上)

ホワイトバランス:オート

 

玉ボケの大きさを決める要素を確認しましょう。

・F値

F値小(開放)……玉ボケ大

F値大……玉ボケ小(背景ハッキリ)

・焦点距離

レンズ望遠……玉ボケ大

レンズ広角……玉ボケ小

・主題と玉ボケさせたいものの距離を離す

主題から遠い……玉ボケ大

主題から近い……玉ボケ小

 

 

 

●一眼レフの「ぼけ」についてまとめ

一眼レフでの背景ボケ、前ボケ、玉ボケ(丸ボケ)を説明しました。

ボケを作るのに必要な3つの要素を覚えられましたか?

知識だけではなく、何度も実践しているうちに、自分のカメラとレンズでは、どのようにボケを表現できるかが分かってきます。

ファインダーをのぞいたら、自由自在に「ボケ」を作れるように、たくさん写真を撮っていきましょう。

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一眼レフ撮影の基本
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