一眼レフで動物を撮る。ペット・動物園・水族館撮影のコツ

飼っているペットや、動物園・水族館の生き物を思い通りに撮りたくて、一眼レフやミラーレスカメラを買う人も多いですね。

かくいう私も、飼い猫を撮りたいという気持ちがあって、ミラーレスカメラを購入しました。

実際、スマホカメラでは表現しきれない繊細な毛並みを撮影できたり、素早い動きをブレずにとらえることができています。

ただし、風景とは違い、相手は生き物なので、当たり前ですがよく動きます。

なかなか思い通りに撮影できないので、撮影者からすると、困ることが多い被写体でもありますね。

このカテゴリーでは、飼っているペットはもちろん、動物園や水族館の生物を撮影するテクニックやコツをまとめました。

 

 

 

●飼っているペットを撮影する

家族の一員でもあるペット。

でも、だいたいは人より短い時間しか生きられません。

だからこそ、たくさんの写真を残しておきたいですよね。

主に猫と犬について説明しますが、室内で飼育する動物(鳥やモルモットなど)にも共通するポイントが多いので、参考にしてください。

 

【猫】

室内飼いが基本のため、室内での撮影が大半を占めます。

部屋の中はカメラにとって、意外と暗い場所。

そのため、カメラは光を多く取り込もうとして、シャッタースピードが遅くなりがち。

シャッタースピードが遅くなると、手ブレをおこしやすくなり、動きが速く、予測できない動きをする猫の撮影は難易度が上がります。

光が足りないからといって、フラッシュを使うのはおすすめしません。

猫の目に悪い影響がありますし、なにより不自然に強い光は、写真になると猫の魅力を半減させてしまいます。

対策としては、絞り値(F値)が小さい明るいレンズを使ったり、露出をプラス補正にする、ISO感度を上げるなどします。

また、寝ている猫を撮ろうとして近づいたら起きてしまった、ということも。

この場合は望遠レンズを使い、遠くからシャッターチャンスを狙ったり、静音シャッターを使うのもおすすめです。

光の当たる方向を変えて撮影することで、猫の毛並みを光らせたり、ふんわりと写せたりします。

ピントについても、鼻に合わせるか目に合わせるかで、写真の印象が大きく変わります。

肉球をアップで撮るなど、猫のかわいさを表現できる構図も、たくさんありますよ。

室内撮影ということもあり、生活感のあるものを目立たせないため、背景ボケを活用するのも忘れずに。

 

 

【犬】

犬も最近は室内飼いが多くなっているので、猫同様、室内での撮影も多くなります。

室内撮りの注意点としては、猫の場合とほぼ同じです。

犬は飼い主のいうことを聞いてくれる子が多いので、猫よりはいくぶん撮りやすいかもしれませんね。

そして、犬の魅力をあますことなくとらえることができるのは、やはり屋外での撮影。

特にドッグランで走り回る犬を、躍動感たっぷりにとらえてみましょう。

外の天気が晴れ~くもりなら、絶好の撮影日和。

ただし、犬の走る速度は速く、距離も長いので、シャッターを押すタイミングや、カメラを構える場所は、よく考えないといけません。

ほかにも連写設定、被写体ブレしないシャッタースピード、レンズ選びのポイントなどをおさえておきましょう。

 

 

 

●動物園の生き物を撮影する

動物園は、見て回るだけでも楽しいところですが、たくさんの珍しい動物がいる、面白い撮影スポットでもあります。

ぜひ、スマホカメラではなく、一眼レフカメラ+望遠レンズを持って、出かけてみましょう。

動物園で撮影をするなら、望遠レンズは必須といっても、おおげさではありません。

最近の動物園は、檻や柵をあまり設置しないところが増えています。

その代わり、どう猛な肉食動物との観覧距離は遠くなるので、望遠レンズが活躍します。

また、望遠レンズを使うことで、撮影のじゃまになる檻や柵を消し、奥にいる動物を大きく撮影できるテクニックも覚えましょう。

望遠レンズは背景ボケを作りやすいので、意外と人工物の多い動物園での撮影に役立ちます。

 

動物園での撮影は、注意点もいくつかあります。

フラッシュ禁止なのはもちろんですが、普段は気にせず使っているカメラ機能「AF補助光」もオフにしましょう。

理由もきちんと説明しているので、「なるほど」と納得してもらえたら嬉しいです。

 

 

 

●水族館の生物を撮影する

水族館では、水中の生物を、じっくりと間近で観察することができます。

もちろん魚だけではなく、イルカなどが出演する華やかなショーも同時に楽しめますね。

水族館で一番難しいポイントは、薄暗い館内での撮影ではないでしょうか。

カメラは暗いところの撮影が苦手なので、明るいレンズを準備し、カメラ設定を適切に行うことが大切です。

撮影モード・絞り値(F値)・露出補正・ホワイトバランス・ISO感度を、撮りたい被写体に合わせて設定します。

また、生き物を撮影するときに共通する「フラッシュ禁止」などの基本的な注意事項も、おさえておきましょう。

薄暗くてガラス面の多い水族館では、自分や人の姿がガラスに写り込みます。

こうした状況を回避する方法も、確認しておきます。

 

イルカショーは、屋外で行われる水族館が多いので、館内よりは撮りやすくなります。

ただ、イルカの動きは、ご存知の通りとても速いです。

ショーの中で、ジャンプするタイミングや場所を特定することは、初見だと難しいこともあります。

「置きピン」と呼ばれるテクニックを使ったり、シャッタースピードを適切に設定して、イルカの大ジャンプをとらえましょう。

 

 

 

ペットや動物を撮るといっても、生き物の種類や場所・状況などに応じて、カメラ設定や準備するレンズが違ってきます。

特に薄暗い水族館では、撮影に慣れるまで、失敗写真が多くなることは覚悟しましょう。

私もそうでしたが、初心者は、最初から上手く撮ろうとして、肩に変な力が入ってしまいがち。

失敗を恐れず、設定や構図を変えながら、何枚もたくさん撮影してください。

特に自宅でペットを撮影するなら、カメラ練習を思う存分させてもらっているんだ、と思うようにします。

このカテゴリー記事で、思い通りに生き物を撮影できるようになってくださいね。

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